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褥創・ストーマ・創傷症例書き込み板
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腹部の水疱について 投稿者:頼子 投稿日:2011/11/08(Tue) 22:32 No.2669  
こんばんわ。相談させてください。先日90代の一人暮らしのおばあさんが入所されました。もともと高度円背があったのですが、今回寝たきりの状態で体幹が伸び、今まで接触していたしわの部分から頭側は水疱、足側は色素沈着が見つかりました。家では入浴もされていなかったようです。現在部分的な洗浄しかしていませんが、ほかにどのようなケアをおこなったらよいでしょうか?ご教授いただけませんでしょうか。


Re: 腹部の水疱について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/11/09(Wed) 01:40 No.2671  

円背が伸びたのでしょうか。
シワとは、円背の頂点の部分でしょうか。円背の頭側に水疱。円背の足側に色素沈着でしょうか。イメージできません。

いずれにしても、安楽なポジショニングをして、円背部分も含めなるべく広い範囲で体重を支えることが必要でしょう。

局所療法に関しては、褥創のように思われますので、フィルムで被って観察してはどうでしょうか。

ズレが起こりやすいようでしたら、メピレックスボーダーやハイドロサイトなど、ズレを逃がしてくれるようなドレッシング材を使ってもよいと思います。この場合観察できないので、少なくとも2日に1回は交換した方がよいでしょう。でも介護施設では創傷被覆材の使用は難しいですね。

全身状態が許せば、入浴した方がよいと思います。

栄養状態も評価し、栄養改善が可能であれば取り組んではどうでしょうか。

呼吸音などに注意し、肺炎が疑われるようでしたら、早めの抗生剤投与も必要です。



腹部の水疱について 頼子 - 2011/11/08(Tue) 22:32 No.2673  

早々の返信ありがとうございます。また、言葉が足りなかったのに丁寧に教えていただきありがとうございました。
 身体が伸びたことで腹部の接触がなくなりました。屈曲して接触していた腹部の頭側、乳房の下方から上腹部を横切るように水疱があり、下腹部を横切るように5p幅程度、発赤というか紅斑のような皮膚障害があらわになりました。真菌感染などしていれば、ドレッシング材などは感染憎悪してはいけないかと自分なりに考えていました。すぐに皮膚科での診察を受けることもできないので、入浴や清拭で対処したいと思います。
 経口摂取量も増えないため、いずれは病院へ入院されることになると思います。



Re: 腹部の水疱について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/11/12(Sat) 01:50 No.2674  

褥創ではなかったのですね。失礼致しました。
よくみたら「腹部の水疱」と書いてありましたね。

恐らく真菌感染が疑われます。
検査等ができないのであれば、皮膚科の先生に怒られそうな闇の方法があります。
抗生剤を内服し、抗真菌クリームを塗布し、さらにリンデロンVGクリームのような抗菌ステロイド剤塗布の、全てを行います。

細菌感染でも、真菌感染でも、単純な接触皮膚炎でも、どれかの方法があたって、原因ははっきりしなくても、早い時期に好結果が出ます。
以上大きな声では言えませんが、ご検討ください。



尿管皮膚ろうのニップルの壊死に... 投稿者:みかん 投稿日:2011/11/05(Sat) 23:35 No.2668  
尿管皮膚ろう術後、30日経過。スタッフより、ストマ口に膜がかかり尿の出が悪いと相談がありました。確認すると、ストマ口に軟らかい黄色壊死組織が粘膜を全面的に覆っている状況でした。原因として、面板による虚血、ストマ口の炎症・感染による壊死組織等考えました。黄色壊死は、正常な粘膜と境界不明瞭な状況でした。何かよい対処方法を教えていただけますでしょうか?


Re: 尿管皮膚ろうのニップルの壊... このwebsiteの管理者塚田 - 2011/11/09(Wed) 01:30 No.2670  

原因は分かりませんが、ストーマ部分の虚血による壊死ですね。
圧迫によるのか、動脈硬化による虚血か、その他の原因かについては現場で推測して下さい。

但し対処の仕方は一つではないでしょうか。
粘膜壊死によって創傷治癒機転が働き、狭窄が進行していると思います。
シングルJカテーテルによるステントを挿入するしかないのではないでしょうか。

今後ステントが取れるのか、ずっと使用しなければいけないのかは分かりません。



尿管皮膚ろうについて 投稿者:ゆう 投稿日:2011/10/17(Mon) 19:18 No.2665  
初めまして。
ICUに所属している看護師です。
質問なのですが、尿管皮膚ろうを造設している患者さまで排泄口の狭窄を防止するためカテーテルを留置してますが、その患者さまの死後処置はどのようにすればいいですか?
カテーテルを抜去し、ナートすればいいのでしょうか?
よろしくお願いします。



Re: 尿管皮膚ろうについて このwebsiteの管理者塚田 - 2011/10/19(Wed) 02:26 No.2666  

死亡すれば血流はないので、尿は作られず、したがってカテーテル抜去後に縫合は必要ないと思います。出ても尿管内に残っている程度と思われ、気になればガーゼを1枚あてておけばどうでしょうか。


Re: 尿管皮膚ろうについて ゆう - 2011/10/19(Wed) 14:24 No.2667  

分かりました。
ありがとうございました。



プロペトとセキューラの違い 投稿者:チョッパア 投稿日:2011/09/26(Mon) 21:35 No.2662  
プロペトとセキューラをオムツ着用:失禁のある方に使用していますが、プロペトは長期使用していると汗腺を塞ぐといわれセキューラを購入出来る方には勧めてます。、入院中のみならプロペトでも害はないのかと勝手解釈しそうですが、汗腺を塞ぐという根拠探せずで悩んでます。撥水効果として使用するならどちらでも大差ないのでしょうか。ご意見ください。


Re: プロペトとセキューラの違い このwebsiteの管理者塚田 - 2011/09/26(Mon) 22:30 No.2663  

プロペト軟膏はワセリンをさらに精製したもので、ワセリンと同じと考えています。
セキューラPOもワセリンが基剤と思っていますが、その他いろいろと入って、硬さがあり、より皮膚に残るように思います。
それで、私としてはセキューラPOを勧めています。しかし、どちらが優れているのかは、比較しておりません。

是非、プロペト軟膏と、セキューラPOで比較し、どちらがどう優れているのか、あるいはどっちも変わらないのかお教えください。

なお、いずれの場合も毎日1回石鹸で洗っていれば汗腺や毛嚢を塞ぐ心配はしなくてよいと思います。



Re: プロペトとセキューラの違い チョッパア - 2011/09/30(Fri) 14:02 No.2664  

早々にアドバイスありがとうございます。上司的には汗腺を塞ぐからという理由であまり使いたくない様ですが、洗浄していれば神経質にならなくていいんですね。安心しましたが塞ぐと観念のある上司にどう報告するか・・・ほんと一度プロペトとセキューラの使用結果を試してみたい思います。ありがとうございました。


外陰部がんのびらん 投稿者:みや 投稿日:2011/09/13(Tue) 07:12 No.2658  
はじめまして。現在、緩和ケア認定看護師教育課程の実習中です。受け持ち患者さんが外陰部がんのためびらんがあり、洗浄時に「しみる」と訴えられています。昨日の夕〜ロキソニンが内服開始となっていますので、効果は本日観察してきたいとおもっておりますが、皮膚ケアをどのようにしようか考え中です。認定を目指す立場で、お訊ねするのはどうかとも思いましたが、患者さんが辛そうであるので、一刻も早く解決したいと思って、相談させていただきました。
ちなみに、間違っているかもしれませんが、アズノール軟膏は効果ありますか? 除去するのに大変かとも思うのですが。またセキューラCLでしたでしょうか、前もって散布しておくことで汚れを浮かして洗浄時間の短縮になるとか聞いたことがあります。
お忙しいところ申し訳ございませんが、よろしかったらアドバイスをいただけると幸いです。



Re: 外陰部がんのびらん このwebsiteの管理者塚田 - 2011/09/16(Fri) 03:38 No.2659  

外陰部癌でビランとのことですが、つまりは癌が露出しているのでしょうか。その部分がただれているのでしょうか。
そうであれば、将来カリフラワー状になっていくと思います。同部にはゲーベンクリームを塗布するという方法と、カデックス軟膏を塗布するという方法があります。いずれも悪臭対策になります。

しかし、正常な皮膚が浸軟しビランになっているのであれば、皮膚保護を考えます。セキューラPOの塗布もよいと思います。
また、カルトスタットやソーブサンといったアルギネート材をちぎって用いると痛みが和らいだ経験があります。

私は個人的にはアズノール軟膏は使用しません。おっしゃるように除去が大変です。それに良い結果を経験しなかったからです。
アズノール軟膏を使っている人は除去はあまりしないとのことでした。また除去する時はベビーオイルやサニーナなどを使うと取れるとも聞いております。



Re: 外陰部がんのびらん みや - 2011/09/19(Mon) 19:28 No.2660  

ありがとうございます。がんは、陰唇を開けば露出していると思います。ですが、痛すぎて開くに至っていません。陰唇に覆われているようです。ホスピスでもあり、本人様が苦痛になることはしない方針のようで・・・。一般病棟勤務の私は、どうしても一日一回は!!と思ってしまいして。
痛みのコントロールができれば処置も可能になると思っています。
カデックスはしみないでしょうか??
 
お忙しいところ、何度も申し訳ございません。



Re: 外陰部がんのびらん このwebsiteの管理者塚田 - 2011/09/20(Tue) 03:32 No.2661  

そのような事情でしたら、カデックスはダメだと思います。カデックスを用いる時は、癌の部分のみに用います。

なかなか難しいと思いますが、アルギネート材をちぎって用いるか、セキューラPOの使用はどうでしょうか。



陰圧閉鎖療法について 投稿者:TT 投稿日:2011/09/05(Mon) 17:58 No.2656  
初めてメールさせていただきます。

吸引機器を用いた陰圧閉鎖療法の吸引圧は、125mmHg前後が推奨されていると思いますが、
簡易的な方法でシリンジを用いて陰圧をかける方法を聞いたことがあるのですが、
何mlのシリンジを何ml(何メモリ)引いてロックすればよいか教えてください。よろしくお願いいたします。



Re: 陰圧閉鎖療法について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/09/09(Fri) 02:11 No.2657  

シリンジを用いた陰圧閉鎖療法に関しては、私自身はやっとことがありません。
壁吸引を用いた方法を主に行っています。その他では、患者の自由を束縛しない方法として、SBバックの低圧型を用いています。

試したことはないので書きたくないのですが、私の知っている範囲では、50mlの注射シリンジを使っていたように記憶しております。
正確には、褥瘡学会誌に投稿されて載っていたと思います。今探してみたのですが、手元になかったため、ご自分でお探し下さい。

実際やったことのある方のご意見をお待ちしております。



出血について 投稿者:ココ 投稿日:2011/08/28(Sun) 10:29 No.2650  
父が約一年前に、膀胱癌からストーマになりました。

体調等はすこぶる良く元気にしているのですが、この一年ほぼ毎日出血しています。

再発もなく、ストーマ外来にも定期的に通っています。

しかし出血の原因がわからず、貧血が少し出てきましたが、お薬で改善されました。

尿と混ざって素人の私たちには大量に見えるだけなのかもしれませんが、まるで輸血パックをぶら下げているようで、とれも穏やかな気持ちにはなれません。

交換時、観察すると尿自体は綺麗な色です。
明らかに、粘膜からと言うか外傷な感じです。

面板があたって傷がつくのかと、いろいろ工夫はしていますが、改善されません。

wocの看護師さんも親身になっては下さるものの、首をかしげるばかりで・・・

出血の原因になるような事を教えて頂きたいです。
後、貧血さえ起こさなければ出血していても大丈夫なんでしょうか



Re: 出血について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/08/30(Tue) 03:22 No.2651  

心配ですね。
ストーマは回腸導管でしょうか。尿管皮膚瘻でしょうか。主治医には相談されたのでしょうか。そして何と言われているのでしょうか。

鉄欠乏性貧血があるようですが、大腸内視鏡検査はされているでしょうか。大腸の精査が勧められます。

ところで、尿路ストーマからの出血の場合、腎盂腎炎などの炎症の有無が心配です。腎盂腎炎の場合は発熱がみられたり、腹痛ないし背部痛もみられます。
回腸導管ストーマの場合は、尿をためる腸管の炎症やポリープなどが原因のこともあります。この場合は痛みや発熱はないかもしれません。
あと、ストーマ部にベルトがあたったり、机があたったり、あるいは装具装着に問題があり、粘膜に傷が付いて出血ということもあります。この場合、痛みはありません。
同様に、装具の穴が小さすぎるために粘膜が切れることもあります。



過剰肉芽について 投稿者:ぽっぽ 投稿日:2011/08/07(Sun) 14:43 No.2644  
質問の前に患者紹介をします。
49歳 女性
<現病歴>
H17年アルコール性末梢神経障害にて、対麻痺あり。麻痺の程度は、両下肢に短下肢装具を装着すると、自己トランスが可能である。知覚鈍麻あり。H23年7月21日緊急入院となる。入院時バルーンカテーテル挿入される。
褥瘡は、長時間の仰臥位と尿失禁による皮膚の湿潤によるものと考えられる。
<データー>
BMI=16.4
貧血なし。
CRP=0.62↑Alb=2.6↓TP=5.9↓
<ケア>
ネクサスを使用し、90度側臥位での体位変換を実施。車いすクッションは、ロホを使用。アルギネートウォーターを2本/日摂取。
<局所治療>
滲出液のコントロール目的で、カデックス軟膏を使用する。漿液様の滲出液が多量にあり、9時と16時に処置を実施している。8月3日右側の肉芽が、増殖し、創周囲より若干突出し、過剰肉芽状態となる。肉芽の9時部分が黒っぽくなったため、肉芽の出血と考え、創中心のクレバスもあり、エラスチコンで左半分の臀部の皮膚を持ち上げる。8月6日上部の肉芽(クレバスの上あたり)が創周囲の皮膚より明らかに突出し、過剰肉芽となっている。右側の肉芽は、8月3日と変わりなし。
<質問>
@カデックスで過剰肉芽をおこすのでしょうか?今までの経験では、オルセノン軟膏で過剰肉芽は、みたことありました。
A滲出液のコントロールのために、このままカデックスを使用してもいいのでしょうか?
B肉芽が浮腫で肉芽が盛り上がってると考えているのですが、その考えでいいのでしょうか?
C医師は、VAC療法も考えているようです。過剰肉芽にVAC療法は、実施してもいいものなのでしょうか?
長々すいません。よろしくお願いします。



過剰肉芽について ぽっぽ - 2011/08/07(Sun) 14:54 No.2647  

Download:2647.pdf 2647.pdf すいません。写真を送り間違えました。訂正の写真を送ります。
<管理者訂正させていただきました 2011年8月9日>



Re: 過剰肉芽について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/08/11(Thu) 04:11 No.2648  

お尻の肉付きや肉芽の様子などをみると、とてもAlb 2.6の低栄養とは思えないくらいですね。
ところで、肉芽は乾燥し表面には乾燥壊死がみられるようです。もはやカデックス軟膏の適応ではないようです。使えるならアルギネート材などがよいと思います。これを創面に用い、18G針で穴を開けたフィルム材でカバーすると良いと思います。

もう一つ、縦に走るクレーター状割れ目はケアの問題を語っているような気がします。90度側臥位とのことですが、側臥位の時に横からの強いズレ力と圧迫が加わっているようです。体位を変えたあとは、その都度圧抜きの滑るグローブをつけて、ベッドとの接触面をなでることを勧めます。

局所療法として、VACを選択にあげていらっしゃいますが、良い選択と思います。肉芽が締まって良い感じになると思います。



Re: 過剰肉芽について ぽっぽ - 2011/08/11(Thu) 19:21 No.2649  

ありがとうございました。
局所処置の変更を主治医に相談してみます。
側臥位時、ピローとのずれがおこらないように、マルチグローブを使用してみます。
ありがとうございました。



被覆方法について 投稿者:ぽっぽ 投稿日:2011/07/16(Sat) 14:23 No.2637  
患者さんは、70歳男性で頚髄損傷です。在宅療養されていましたが、週3日のデイサービスで長時間車いすに乗車し、プッシュアップができず、右坐骨に深さ2cmくらいで、創底に黄色壊死がある褥瘡ができ、褥瘡治療目的で入院となりました。DESIGN-Rは、DU-E6s6i1g3N3P6です。主治医は、入院時、褥瘡を診ることができず、入院時の局所ケアをまかされました。私は、滲出液が多いので、イソジンシュガーを使うことにしました。滲出液を創や創周囲の皮膚に逆もどりさせないよう、私は、イソジンシュガーを創内に充填し、オムツをあてることにしました。翌日、主治医が、褥瘡を診られ、「おそらく、関節腔に達しているだろうから、便が侵入しないように、ガーゼで覆いポリウレタンフィルムで被覆するよう」指示されました。患者さんは、週2回で浣腸を施行して排便コントロールしているのですが、よく便失禁をされます。私は、ガーゼで被覆し、肛門近くをポリウレタンフィルムで覆い、一部は、覆わない方法をとりました。
エアーマットは、ネクサスを使用し、車いす乗車は、当面禁止となっています。
ここで質問です。
<質問@>イソジンシュガーなどを使用した場合の、被覆は、原則オムツでいいいのでしょうか?
<質問A>この患者さんの場合、どういう被覆方法がベストなのでしょうか?

よろしくお願いいたします。



Re: 被覆方法について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/07/18(Mon) 00:26 No.2638  

イソジンシュガーは水溶性軟膏で、水分吸収能が大変高いため、オムツやガーゼで被うと滲出液がオムツやガーゼに移行し、乾燥してしまいます。このような使い方をする場合は、滲出液がそこそこ多いほんの一時期のみうまくいく方法です。
さらに、せっかくのヨードがほとんどオムツやガーゼに移行するだけで、創面に残らず、非経済的です。

私がお勧めの方法は、イソジンシュガーを創面に用いたあと、ほんの小さな薄いガーゼをあてがいイソジンシュガーの流れ出すのをブロックし、ブロックしている間にフィルム材を貼付する方法です。さらに最近では、このフィルム材に18G注射針で穴を開け、それを貼付しています。便や尿の逆流を心配する必要はありません。
このようにすると、滲出液が多い場合、あまった滲出的は針穴から流れ出します。

滲出液が非常に多い時は、イソジンシュガーではなくカデックス軟膏を使います。また、滲出液が減って創が乾燥気味になれば、イソジンシュガーの替わりにゲーベンクリームを使います。いずれも、感染徴候がなければ中止します。

これらの方法は、「閉鎖性ドレッシング法による褥創ケア(南江堂)」あるいは「新床ずれケアナビ(中央法規)」を参照して下さい。
両方見ると、かなり具体的に分かります。

話は変わりますが、車いすで褥創になった方に車いすの禁止はちょっと問題です。生活の制限です。
治ってもまた車いすを使えば、すぐに再発です。
車いすを使いながら、褥創を治しましょう。
まずは、PTかOTに相談し、車いすを適正な形のものにしましょう。モジュールタイプの車いすが基本です。車いすは移動用ではなく、生活用です。
つぎに、車イス上のポジショニングを改善して下さい。また座面には体圧分散クッションを使いましょう。私の一押しは、ロホクッション クアドトロです。これは左右への傾きも調整できます。
車イス上のポジショニングについては、「新床ずれケアナビ」がお勧めです。



Re: 被覆方法について ぽっぽ - 2011/07/18(Mon) 13:02 No.2639  

具体的にアドバイスをくださりありがとうございます。
紹介して下さった本を購入し、さっそく実践してみます。
そして、車いすでの生活を行いながら、褥瘡治癒をめざします。
患者さんは、モジュール型の車いすでホロクッションを使用しています。しかし、自分では、プッシュアップができず、デイサービスで連続して、5時間車いすに乗車していることで、褥瘡が発生したと、私は考えています。尿は、尿道留置カテーテルを使用し、尿漏れはありません。便は、ずっと排便コントロールがついていたのですが、褥瘡が5月終わりにへ発生し、7月にはいって便失禁があるということなので、やはり、車いす乗車が長く、圧迫が除去できないために褥瘡が発生したと考えています。他の原因として、訪問看護師さんからの情報では、車いすに乗車していると、ずれも生じるということなので、圧迫とずれが原因だと考えています。褥瘡が治っても、同じ生活スタイルがとれるよう、PT・OTと相談し、ずれないポジショニングと右の坐骨にできているので、右への傾きが改善しるよう考えていきたいです。そして、プッシュアップは、妻やデイサービスのスタッフができるように考えていきたいです。

このような方向性でケアをしていって、良いでしょうか??
再度アドバイスをお願いいいたします。



Re: 被覆方法について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/07/20(Wed) 03:39 No.2640  

なるほど。
モジュール型の車いすの調整は合っているでしょうか。また横幅は合っているでしょうか。モジュール型車いすの調整は、意外と難しくしっかり行うことが大切です。例えば頭の保持はしっかり行われているでしょうか。安楽な姿勢になっているでしょうか。ティルト機構は使っているでしょうか。

ロホクッションは厚みのあるものを使っているでしょうか。薄いタイプは十分な体圧分散ができません。基本的に私はロホクッションを使う場合は一番厚いタイプしか選択しません。
また、ロホクッションクワドトロを使っているでしょうか。片麻痺のある場合、左右調節が必要なため、クワドトロでないと体が却って傾き、体位の保持が難しくなります。

もう一つ。
プッシュアップは無理でしょう。高い圧迫の持続時間を短くするためには、体圧測定器をお尻の下に入れ(安いもので十分)、左右に傾けたり、前後に体重を移動したりして、どのようにすると体圧が減るのかを患者さんと一緒に探します。
その上で、有効な方法を定時にやってもらいます。
どうしてもダメなら、ティルト角度を一定時間ごとに変えて体圧のかかる場所を変えます。

以上大丈夫でしょうか。



Re: 被覆方法について ぽっぽ - 2011/07/20(Wed) 20:41 No.2641  

モジュール型の車いすは、本人の体系に合わせて作ったもので、体に合っていると思いますが、再度、PTに確認します。
車いすを両手でゆっくりではありますが、自走されるので、頭を保持するものがなく、ティルト機能がついていないモジュール型の車いすです。
ロホクッションは、10cmを使用しています。先生がおっしゃる「ロホクッションクワドトロ」は、初めて聞きました。どんなものなのか教えていただけないでしょうか?

本人さんのロホクッションは、4バルブで空気調整で座面4面の空気を調整できるタイプです。
車いすの座面全体の圧をはかれるシート型の圧測定器は、ありませんが、ケープのセロ(体圧測定器)は、ありますので、先生のおっしゃられた方法で、座圧を測定してみます。



Re: 被覆方法について このwebsiteの管理者塚田 - 2011/07/22(Fri) 02:17 No.2642  

使っていらっしゃるのが、クワドトロです。問題ありません。
エアーが入りすぎていないか確かめて下さい。また、左右のエアー量が適切かみてもらってください。
背中調節のマジックテープが付いているようでしたら、調整して背中の丸みに合うようにしてもらってください。

自走できるのですか。
それでは体圧を測りながら、圧が減るにはどうすれがよいのか一緒に体を前後左右に動かしてもらい確かめて下さい。本人のモチベーションが上がりますよ。
ケープのセロで十分です。私もこれを使っています。



Re: 被覆方法について ぽっぽ - 2011/07/22(Fri) 23:27 No.2643  

色々と的確なアドバイス、ありがとうございました。
色んな方向から、治癒そして、再発予防に努めていきたいです。



ポケットの処置 投稿者:きなこ 投稿日:2011/06/30(Thu) 10:11 No.2630  
仙骨の褥創の患者様ですが、入院時創部サイズ約7x6p
周囲約2pのポケットがある状態でした。1ヶ月経過していますが浸出液も多量で現在一日2回の洗浄、ポケットにアルコダーム(ロープタイプ)挿入しています。感染兆候はなく創の肉芽も良好なのですが一向にポケットが縮小しません。低アルブミン、貧血がベースにあるため、アルブミンの投与、栄養面での検討などをしながら管理していますが全く改善が見られません。Drの指示は今までの処置続行ですがフィブラストスプレーなどどうかの意見が出ています。しかし、浸出液の量がかなり多いのでどう対応したらよいのでしょうか?



Re: ポケットの処置 このwebsiteの管理者塚田 - 2011/07/03(Sun) 01:24 No.2631  

原疾患が分かりません。また、体位変換ができるのか、寝たきりかも分かりません。栄養状態が悪いとのことですが、栄養は経口? 経腸? 経静脈?
分からないことばかりです。したがってアドバイスが見当違いの可能性があります。

さて。
ポケット内にアルゴダームを詰めるのは勧めません。詰めている限りポケットは閉じません。アルゴダームを用いるのなら、創面のみとしその上から18G注射針で穴を開けたフィルムで被います。滲出液が多くても、開けた穴から出てくるのでオムツで受けます。
アルゴダームの替わりに、ストーマ用粉状皮膚保護材(例えばバリケアパウダー)を振り掛けた後に穴開きフィルムで被っても良いでしょう。
まさかとは思いますが、ガーゼで覆ってはいませんよね。

体圧分散効果の高いエアーマットレスの導入が必須です。
また、アルブミンを静脈投与しても何の効果もありません。静脈からだったら、中心静脈栄養でしっかりとアミノ酸と十分なカロリー投与を行います。
経腸栄養でも同様に、1500Kcal以上の投与を行います。最低でもトータルで1200Kcal以上、かつ、その中にタンパク40g以上の栄養投与が行われていなければ、治癒は望めません。

感染もなく、壊死組織もないのであれば、フィブラストスプレーの併用は勧められます。間違えてはいけないのは、フィブラストスプレーはドレッシング材ではありません。必ずカバードレッシングが必要で、アルゴダームやバリケアパウダーなどが必要で、その上から被う穴開きフィルムも同様に使います。
つまり、フィブラストスプレーは今あるドレッシング法に、プラスして使うものです。間違えないように。



Re: ポケットの処置 きなこ - 2011/07/03(Sun) 19:13 No.2632  

お返事ありがとうございました。施設入所の方で、低栄養による下肢浮腫と尿路感染、褥創悪化にて入院されました。車椅子移動可で自力にて経口摂取されています。1600カロリー、おやつもつけてほぼ全量摂取されておられますが、なかなか栄養状態が改善しておりません。
処置は穴あきフィルムでオムツに受けるようにしてみたのですが浸出液が多く、フィルムもすぐはがれてしまうのと、本人が手で掻いてしまうためなかなかうまくいきませんでした。今は一日2回の洗浄後アルコダーム、メロリンでおおい、フィルムで保護しております。ここが適切でなかったですね。さっそく、処置方法をご指摘のように変更してみます。
バリケアパウダーは使用したことがありませんが、準備は患者様に買ってきてもらうことになるのでしょうか?病院で準備するとしたらコストは取れるのでしょうか?



Re: ポケットの処置 このwebsiteの管理者塚田 - 2011/07/05(Tue) 03:01 No.2633  

バリケアパウダーはコストは取れません。病院持ち出しにするか、患者に買ってもらうかです。施設に戻られるであろう事を考えると、買ってもらった方が良いと思います。1500円くらいしかしません。これ1本あれば、毎日交換しても大きさによりますが、2週間くらい持つと思います。

褥創の原因については、ベッドでのギャッジアップ姿勢が問題かもしれません。不必要なギャッジアップ姿勢は止め、仰臥位か車イス座位ないし肘つきイスにしましょう。ポケットがあるとのことですので、可能性は高いです。

車イスに乗っていらっしゃるとのこと、車イスのサイズは合っているでしょうか。また座面に体圧分散具は使用しているでしょうか。サイズが合っているかについては、理学療法士か作業療法士にみてもらいましょう。
下肢の浮腫は、車イスにずっと座っていることによる可能性もあります。

栄養については、タンパクを付加した方が良いかもしれません。管理栄養士にみてもらい、食事内容の変更を提案してもらいましょう。

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