先生、アドバイスを有難うございました。先生にご相談させていただいた時期の画像を添付させていただきます。
ストーマは画像の通り、突出型です。入院時はコンベックスが入ったホリスターのFTFとSFFを自分の判断で使い分け、既成孔周囲にイーキンシールを併用して生活されていました。コンベックスの入った装具も試しましたが、創縁と周囲皮膚の疼痛が強く、使用は断念しました。 処置時の疼痛が強く1回の交換に2時間〜3時間以上を要するため、洗浄には先生のアドバイスにもありました通り、当初より生食を使用していました。壊死性膿皮症の検査も実施していただきましたが、結果はただの潰瘍との診断でした。 装具は溶解型の保護材を何社も試用しましたが、結局は本人の希望で術後パウチSでの管理を継続していました。 頻回な漏れによる剥離刺激で皮膚炎による糜爛が頻発していたため、リンデロンローションが処方となり、部分的にバイオヘッシブAgを貼付したりしながら、対応していました。潰瘍部内には軟膏の使用を中止し、粉状皮膚保護材を充填し、平面を確保するために小さくカットしたエスアイエイドを潰瘍内に使用することで、毎日の交換から1回/2日交換となり、潰瘍サイズの縮小がみられてきました。同時期に、CV挿入となり高カロリー輸液が開始され、体重が増加、皮膚のコンディションが改善したことも、創治癒に影響したのだと思います。 現在は、もとのホリスター装具に戻し、創内には粉状皮膚保護材を充填。既成孔周囲にコンバテックシールを使用して漏れなく管理できるようになりました。
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