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褥創・ストーマ・創傷症例書き込み板
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腸瘻のびらんの管理について 投稿者:とがり 投稿日:2012/05/10(Thu) 16:16 No.2709  
初めまして。

患者様で腸瘻を増設されている方がいます。
私は泌尿器科でストマの管理をしたことはあるのですが、その患者様は腸瘻のびらんが生じており、ストマと同じようにパウダーなどのアクセサリーの使用は可能なのでしょうか?

腸瘻管理の知識がある方、教えていただけると幸いです。



Re: 腸瘻のびらんの管理について このwebsiteの管理者塚田 - 2012/05/14(Mon) 03:22 No.2710  

基本的にストーマと同じ考え方でよいです。
ただし、ケア方法には経験と工夫が必要で、通常のストーマケアよりかなり技術が必要です。1例1例で、ケア方法が異なります。
頑張ってください。

経験が少ないようでしたら、患者さんのことを考えると、無理をせず近くにいる皮膚・排泄ケア認定看護師のコンサルタントを受けて下さい。



Re: 腸瘻のびらんの管理について みーさん。 - 2012/05/17(Thu) 11:18 No.2711  

先生が書き込まれているので、
あまり看護師から書くことはないのですが・・

経験上、ストマケアより難渋する事が多いです。
私はかなり積極的に皮膚保護材を使うようにしています。

パウチングされているのでしょうか?
今はもっといい製品があるのかも知れませんが、
私はサージドレーンオープントップや
ウェルケアドレーン[アルケア社]
ホリスターのみるみるドレーンなどを使う事が多いです。

ビランがあるのであれば、周囲に板状皮膚保護材を必ず使うようにして、隙間にもパウダーを散布します。

ウロストミーのケア経験をお持ちのようですので、
私が色々お話しするのは心苦しい感じもしますが、
排液の量や性状によりストマケア+αが必要と思います。

よりよいケアを提供できるようお互い頑張りましょう。



装具による褥創 投稿者:黄色い鳥 投稿日:2012/04/23(Mon) 18:10 No.2704  
リハビリ科で看護しています。脳梗塞による麻痺の患者様が歩行をする際、短下肢装具等装着して、毎日リハビリをしています。下肢の浮腫がある患者様も多く、既製品の装具でリハビリをしていると、装具が当たってT〜U度の褥創を作ってしまうことがあります…。テガダーム貼付では大きな効果はみられず、医師はデュオアクティブを使いたがるのですが、中が見えないし剥がせないのと、その厚みで圧迫しているような気もして、解決になっているとは思えず…。リハビリサイドはスポンジで直接当たらないよう工夫をし、ナースはテガダームを貼付して直接当たらないようにし、浮腫軽減のため足浴を行なっています。フィルム剤等で効果的なものがあるのか、または有効な対応策があれば教えてください。

追加で基本的な事を教えてください。褥創の洗浄では弱酸性の石鹸の泡で洗うものだと考えていたのですが、洗うと皮膚が乾燥するため、石鹸は使わない(微温湯や生食洗浄のみ)と言われたのですが、どちらが正しいのでしょうか…?



Re: 装具による褥創 みーさん - 2012/04/26(Thu) 00:21 No.2705   HomePage

短下肢装具ですか。

詳しくはないですが、
そもそもサイズや硬さがあっていないのではないですか?
または下垂足を重要視して歩行練習するために、
踵部やふくらはぎの部分に圧迫や摩擦を起きてしまう結果、褥創が出来てしまう。ということでしょうか?

浮腫による負荷と歩行練習時の摩擦が原因となって起こっているであれば、まずは 摩擦が起こらないような工夫が必要ですね。PTさんはスポンジ。ナースはテガダーム。ドクターはデュオアクティブを使いたがる。とのことですが・・・

ケースバイケースで、その方に適した対策を講じるべきなのではないでしょうか?

デュオアクティブでもETやハイドロサイト薄型なら、傷があっても容易に観察は可能です。
ですが、若干 摩擦力が高いので、その上にフィルムを貼って、摩擦力の軽減を図ってみたらどうでしょう。

浮腫のある方ですと、皮膚がとても脆弱ですので、保護目的だとしてもフィルムを貼らないほうがよい場合もあります。

装具の当たる所にクッション的に用いるのなら、「レストンパット」なら薄さも大きさも自由に切って使えるので便利だと思いますよ。

浮腫に対しては患部を臥床している時は、枕などで挙上し休んでいただきましょう。マッサージも温浴も有効だと思います。

あと、褥創のケアのですが、
傷を洗うのではなく、周りの健常な皮膚を弱酸性石鹸をつけて泡立て優しく洗います。傷に石鹸成分が付着しても構いません。洗う事より確かに皮脂が剥がれ、乾燥の一因にはなりますが、そのあとで保湿クリームを塗って乾燥を防ぎます

私達がお風呂で体を洗った後、ボディクリームをつけるのと同じ感覚ですね。

弱酸性でも何度もゴシゴシ洗うと、皮脂を取りすぎてしまうので、それによる乾燥を防止するには、石鹸洗浄は一日1回にとどめること。あとは微温湯で十分です。
そのあとは保湿効果の高いクリームを塗って、圧迫しない程度の軟らかい靴下をはいておくと保湿効果は抜群によいです。
褥創に弱酸性石鹸を使用するのは、周囲からの細菌を侵入防止するためには必要だと思います。



Re: 装具による褥創 このwebsiteの管理者塚田 - 2012/04/26(Thu) 00:21 No.2706  

このような褥創(外傷)は、実は新しい概念だと思います。今までは見過ごされていたようです。あるいは無対策。
基本的な考え方としては、広い範囲で圧迫やズレを受けるようにする方法を考えることでしょう。そのため、装具を装着する際、できるだけ広い範囲で受けるために、器具が強くあたる部分を含め、広い範囲を柔らかいもので被ってから装具を着けることでしょう。
圧迫やズレが起こるのは、リハビリの時だけでしょうから、潰瘍になっていないのであれば、その時だけ装着できるものがよいと思います。装着部全体を覆うスポンジのようなものも選択肢に入れてよいと思います。局所のみにスポンジを入れるのは確かによくないかもしれません。
粘着性のものでは、毎日剥がしたり付けたりを繰り返すので、できればシリコン接着のものが勧められます。具体的には、ハイドロサイトADジェントル、エスアイエイド、メピレックスボーダー、ちょっと厚すぎるのですがPUシート、等が考えられます。
PUシート以外は再使用しにくいのですが、上手に剥がして何かにくっつけておけば、再使用できると思います。
あるいは、貼りっぱなしにして、1日1回そっと剥がして観察し、またはそっとくっつけておくという手もありかと思います。

褥創洗浄ですが、1日1回の石鹸洗浄でしたら問題ないと思います。また、弱酸性の方が良いには良いですが、こだわらなくても普通のものでよいと思います。但し創傷用以外の液体石鹸やアワ石鹸は石鹸成分が残りやすいため、注意が必要です。固形石鹸で泡を立てて使うか、創傷用の液体石鹸にしましょう。
もちろん、汚れていないのであれば、毎日石鹸を使う必要はないと思います。それより週1回でも2回でも入浴をする事が重要でしょうか。



ウロストミー増設者のケアプラン... 投稿者:ロングライフ 投稿日:2012/02/26(Sun) 03:35 No.2700  
ウロストミー増設者のケアプラン(居宅サービス計画書)の作成について、ご指導ください。

居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーです。今回初めてウロストミー増設者の担当をすることになり、ケアプラン(居宅サービス計画書)の作成で戸惑っています。事例集にもウロストミーの事例は全くなく、参考になるものがありません。ウロストミー増設者のケアプラン(居宅サービス計画書)作成の経験がるケアマネジャーさんがおられましたら、是非助言をお願いしたいと思います、宜しくお願い申し上げます。
または、ウロストミー増設者の対応や注意事項について、
居宅サービス計画書に盛り込むサービス内容として、どのような項目が必要なのでしょうか?




Re: ウロストミー増設者のケアプ... みーさん - 2012/02/27(Mon) 23:13 No.2701   HomePage

わたしはケアマネージャーではないのですが・・・。
求められている内容と違う書き込みになってしまうかも知れないことをお許しください。

ケアプラン作成についてですが、
ある程度の個人情報が書かれていないと、私達にはその方(対象者)の姿を想像出来ません。
つまり、その情報がない限り、何を書いても漠然とした内容になってしまいます。

例えば、
何歳の方なのかご家族構成、介護度、ご家族からの支援状況、ケアがどの程度自力(またはご家族で)可能なのか。
くらいは情報として欲しいですね。

その辺が明確であれば、ケアプラン作成経験はないですが、看護師の目線で何か書き込めることがあるかも知れません。

これらの項目は全く必要のない、ご自身またはご家族が
ストーマケアが可能な場合は、
訪問し、体調を伺ったり、尿の性状や量の確認とスキントラブルはないか、漏れたりして日常生活に支障がでていないか。くらいで良いのではないでしょうか?

対応で気をつけること。といえば
やはり腹部から尿を排泄しているという点では
特殊な状況(障害)と言えますから、自尊心を傷つけないように気をつける。対象者、ご家族のお話しをよく聞いて、困ってるところを重点的にケアする。ということに尽きるのではないでしょうか。

ストーマを造設した医師やケアを担当したナースともコミュニケーションをとって、情報収集をしっかり行ってくださいね。そうすればおのずと「ケアプラン」が抽出できると思うのですが・・・。

私がこの方のケアマネージャーならどんなプランを立てるだろう。と考えた時、「もっと情報が欲しい」と思ったので、このような書き込みになりました。
解決にならない書き込みをしてすみません。



Re: ウロストミー増設者のケアプ... このwebsiteの管理者塚田 - 2012/02/29(Wed) 02:09 No.2702  

私もケアマネジャーでないので、はっきりとは分からないのですが、意見を書きます。
ケアマネジャーの方がいらっしゃれば、ぜひ書き込みをお願いいたします。

まずは、装具交換と尿漏れ時の緊急対応が必要ですから、訪問看護の導入、特に24時間対応の訪問看護が必要です。できれば皮膚排泄ケア認定看護師のいる訪問看護ステーションが好ましいのですが、これは極めて少数しかありません。
したがって、ストーマケア可能な訪問看護ステーションをまずさがします。それが難しいようなら、通院している病院の皮膚排泄ケア認定看護師(WOCN)に連絡し、訪問看護師への指導をしてもらえるようお願いし、OKなら訪問看護師にこの方のストーマケア方法を指導してもらいます。

定期的な病院への通院が必要かもしれないので、そうであれば通院時についていくヘルパーの手配も必要でしょうか。家族がついて行けるのなら、これは不要になるのでしょうが。

デイサービスやデイケア・ショートステイの利用があるようなら、施設にストーマケアの経験のある場所を選んだ方がよいでしょう。あるいは、さきの訪問看護師と同様に、病院のWOCNから施設の看護師にこの方のストーマケア法を指導してもらいます。



PEG抜去後のケア 投稿者:みーさん 投稿日:2012/02/03(Fri) 18:10 No.2697  
こんにちは。相談させてください。

PEGを抜去したあとの瘻孔のケアについてです。

患者さまは特別養護老人ホームに入所する68歳男性で
進行性核上性麻痺があり、全身の異常な筋緊張、ねじれがあり、気管切開もされておられる方です。

今回は肺炎で入院されましたが、褥創も形成せず経過も良かったため退院調整に入っていた段階で、施設からPEGのボタンを交換して欲しい。との依頼があり、交換して無事退院となるはずが・・・。

PEGは(他の病院で造設したもののようですが)左胃動脈のかなり近い位置にあり、潰瘍も多発しているのでこのままPEGを使用しつづけるのはかなり危険と言う事で、PEGを抜去する方向でCV留置して高カロリーとPPIを投与してきました。

本題ですが、
水曜日、そのPEGを抜去しました。
PEG抜去後の瘻孔となった部分からは、少量ですが胃液が排出されるため、皮膚が糜爛しないようにウエハーで周囲の皮膚を被覆保護するか、量が増えるならパウチングして自然閉鎖を待つ方法を提案しました・・が、

主治医から「そんな大げさにやらなくてもいいよ。ガーゼ充てておいてくれれば。・・・(キミは)そういう所、熱いよね。(苦笑)やりたければどうぞ」と言われてしまいました。
PEG抜去くらいでそこまでする必要はないのでしょうか?


余談ですが:塚田先生、来週の土日・日本褥創学会の中部地方会に参加します。先生からどんなお話しが聞けるか今からワクワクしています。よろしくお願いします。



Re: PEG抜去後のケア このwebsiteの管理者塚田 - 2012/02/07(Tue) 02:43 No.2698  

PEG抜去後は、通常すぐに閉鎖するため、皮膚保護材やパウチングは必要ないでしょう。

しかし、経腸栄養を経静脈栄養に変更することには、もう少し慎重であってもよいかと思います。胃潰瘍多発であれば、胃瘻からPPIのOD錠や胃粘膜保護材(アルロイドGなど)を入れるのでは対応できないのでしょうか。
また挿入時に傷をつけることが問題であれば、バルーン型などではどうでしょうか。
腸管を使えるのであれば、なるべく腸管を使った方が良いと思うのですが。
ちょっと残念な気がします。

名古屋では声をかけてください。



Re: PEG抜去後のケア みーさん - 2012/02/12(Sun) 19:11 No.2699  

先生、ご多忙の所ありがとうございました。

また、本日の日本褥創学会中部地方会でのセミナー
参加させていただきました。

ランチョンセミナーなのに、お弁当に目もくれず(笑
じーっと見入ったり、大きくウンウンと頷いたりしながら聞きました。
改めて「口から食べること、他職種との連携の大切さ」を考えさせていただき本当に有意義な1時間でした。
(チュッパチャップスの話、ややウケしました)

本題ですが、今回、相談させていただいた方は
PEG抜去した後、周囲がわずかにビランしていたためストーマパウダーを散布しましたがすぐに閉じました。
ですが、主治医に確認した所「再造設、再留置はしない」との事で、このままCVで療養型病床を有する病院への転院待ち。となりました。

・・・ここの所、
色々と残念に思うことがあり凹んでいましたが、
今日、地方会に行って第一線で頑張っていらっしゃる先生方や他の看護師さんを見て、私にも出来ることがあるはず。と考えることができました。
ありがとうございました。

余談ですが、
先生に話しかけるなんて事は勇気がなさすぎて無理でした(笑 



熱傷の水泡 投稿者:訪問看護師その1 投稿日:2011/12/21(Wed) 12:28 No.2682  
こんにちわ、相談させてください。膠原病でプレドニン8mg内服中の患者さまが熱傷で水泡形成されております。今回お尋ねしたいのは水泡の下の創底の色なのですが、赤色というよりどちらかというと暗紫色を呈しているのです。もともと移動介助時など腕とつかむとその部分が内出血を起こす方なのですが。びらんの色が悪いのは血行不良で、壊死をおこす前兆なのでしょうか。アドバイスお願いします。


Re: 熱傷の水泡 このwebsiteの管理者塚田 - 2011/12/22(Thu) 21:53 No.2683  

熱傷で水疱とのことですが、水疱の色が黒いということでしょうか、それとも水疱が破れてその下の色が悪いということでしょうか。

いずれにしても、熱傷による組織障害の深さが、水疱熱傷であるけれども、組織障害は真皮以深に及んでいる可能性があり、治癒に時間がかかると考えられます。
また、今後障害のおきている組織の壊死がはっきりとするため、創が悪化しているような印象を受ける可能性があります。

余り楽観的なお話しはしない方が良いと思います。
すなわち、治癒に2〜3ヶ月かかる可能性があります。



Re: 熱傷の水泡 訪問看護師その1 - 2011/12/26(Mon) 21:38 No.2684  

わかりやすいアドバイスをありがとうございました。水疱が破れその下の色が悪かったのですが、先生のおっしゃったとおり今日訪問すると黒く硬い壊死組織が密着しており、膿汁も伴っていました。皮膚科受診は嫌がっておられるのですが、治癒までに時間がかかる可能性を説明して再度受診をすすめました。とりあえず現在は消毒、ゲンタシン軟膏、ガーゼ貼付を毎日家族が行っておられます。早く受診して下さるとよいのですが。


Re: 熱傷の水泡 このwebsiteの管理者塚田 - 2011/12/27(Tue) 00:43 No.2685  

現在の処置ですが、消毒は止めてもらってください。
創毒薬は非選択的な細胞障害作用があり、キズの中にいる細菌を殺しますが、同時に創表面の生きた細胞も殺すし、またキズの感染を抑えてくれる白血球などの免疫細胞も殺してしまいます。
その結果、キズを消毒することで、かえって感染がおきやすくなることから、消毒は止めましょうとお伝えください。

キズにとって少しでも良い環境を作るために、ゲンタシン軟膏はたっぷりと使用し、薄めのガーゼを用い、その上から油紙かラップで被い、キズが乾くのを防ぐように話してください。
軟膏の塗り直しの時、創面に軟膏がないようであれば、軟膏の量が少なすぎたか、交換回数が少なすぎるか、あるいはその両方であることを伝え、キズが治るためにはキズ表面が乾燥していては細胞が死んでしまうため、軟膏で被って乾燥を防ぎましょうとお伝えください。



熱傷の水疱 訪問看護師その1 - 2012/01/31(Tue) 11:04 No.2696  

報告が遅れて申し訳ありません。患者様は、年末に皮膚科受診し、壊死組織をデブリされたとのことです。その後は5%テラジアパスタをたっぷりと塗布しております。年明けの訪問時には黄色壊死組織が付着していましたが、昨日はほぼ壊死組織はなくなり、きれいな赤色をしており、創周囲から上皮化が進みつつあり、ほっとしています。いろいろと教えて頂きありがとうございました。


浮腫著明な患者さま 投稿者:PON 投稿日:2012/01/26(Thu) 23:04 No.2692  
重症感染で全身状態も悪く、浮腫著明な患者さまがいます。
凝固機能も悪化していて、出血を抑えるためにした圧迫とテープ固定であちこちが水疱形成、表皮剥離して浸出液が多量に出てきています。
現在新たなテープ類の使用は避けてデュオアクティブなどをフィルムなしに貼り、はがれるたびに貼りかえてしまっています。しかし、他に良い方法があるのではないかと思案しております。

何か良い処置方法がございましたら教えていただきたいと考えています。よろしくお願いします。



Re: 浮腫著明な患者さま このwebsiteの管理者塚田 - 2012/01/27(Fri) 03:45 No.2693  

難しい症例ですが、デュオアクティブでは接着力が強すぎると思います。
最近出てきているシリコン接着のドレッシング材がお勧めと思います。

滲出液が多いようなら、ハイドロサイトジェントル。
滲出液が少ないようなら、まだ使用経験が少なく保険もきかないのですが、アルケアから最近出たピタシートなどどうでしょうか。
同様に保険はきかないのですが、やや安いカラヤヘッシブなども接着が弱くて表皮剥離しやすい皮膚に適していると思います。

ご覧になっている方で、何か良い方法があれば書き込んで下さい。



Re: 浮腫著明な患者さま PON - 2012/01/27(Fri) 22:39 No.2694  

ありがとうございます。

早速ハイドロサイトジェントル使用してみました。部位が多すぎてもったいない気もしてしまいましたが、シーツやパジャマを汚さずに、苦痛も軽減できていたように感じました。

カラヤヘッシブも小さ目の表皮剥離に対して使用しましたが、それでも浸出液が多すぎてすぐに交換しなければいけない状況でした。

すぐに浮腫が軽減するとも思えない状況なので、また何かいい方法がございましたらアドバイスをお願いいたします。




褥創の管理について 投稿者:のりっぴ 投稿日:2012/01/12(Thu) 22:49 No.2688  
膝の人工関節置換術をされた患者さんのことで相談があります。手術前から膝に褥瘡があり、ワセリンを使用されていました。手術創が褥瘡の1p横に作られ、褥瘡は4p程度の黒色〜黄色の壊死組織になっています。整形外科医は感染を恐れて、敢えて褥創を乾燥させて浸出液を出なくしようとしています。そのため処置は手術創と褥瘡を消毒してガーゼを一面に充てています。このような処置でいいでしょうか。ちなみに手術後は3日間、抗生剤の点滴があります。


Re: 褥創の管理について このwebsiteの管理者塚田 - 2012/01/17(Tue) 03:21 No.2689  

人工関節の置換手術をしたとのことですから、動脈閉塞はないのでしょう。

基本的に、全ての創傷を消毒したり乾燥させるのは、かえって感染を誘発します。理由は、消毒薬には非選択的細胞障害作用があり、細菌を殺すかもしれませんが、創面に露出した創傷治癒に必要な細胞も殺してしまうためです。おまけに消毒薬は蛋白質に接触するとすみやかに失活するため、細菌を殺すこともかないません。

創面を乾燥させることも同様で、細菌にとって快適な環境ではありませんが、創面の有益な細胞にとっても過酷な環境になります。その結果創面に露出した細胞は死んで壊死組織(かさぶた)になります。これは細菌にとって好ましい環境となり、細菌増殖の栄養分となって感染が起こりやすくなります。

以上により、創面の消毒は中止し、創面を乾燥させないようなドレッシング法を選択します。

具体的には、可能であれば壊死組織を除去したのち、創面をハイドロコロイドドレッシング材で覆うか、カルトスタットやソーブサンなどのアルギネート材で覆い乾燥予防でその上からフィルム材で密閉して、毎日交換します。交換時には十分な生理的食塩水で洗浄します。
どちらかといえば、アルギネート材のほうが感染予防効果は強いようです。

もし、感染が怖いようなら、創面にはやさしくないのですが、ゲーベンクリームを十分量塗布し、ガーゼで被って1日数回交換するか、フィルムで被って1日1から2回の交換ですませる方法も選択できます。



Re: 褥創の管理について のりっぴ - 2012/01/21(Sat) 23:55 No.2690  

ありがとうございます。医師が消毒信者であり、なかなか消毒をやめないのですが、とりあえず褥瘡部分の消毒は中止できました。
 ですが、壊死組織のデブリードマンは何度頼んでもしてくれません。褥瘡は2センチ程度の硬めの黄色壊死組織になっています。浸出液もないため、ハイドロジェルを使用して洗浄時は擦っていますが、変化が見られません。外科的に切除できない壊死組織を、できるだけ早く除去するにはどのようにしたらよいのかアドバイスをお願いします。



Re: 褥創の管理について このwebsiteの管理者塚田 - 2012/01/22(Sun) 02:04 No.2691  

ゲーベンクリームを塗布し、18G針で穴を開けたフィルム材で直接覆い、毎日交換します。ガーゼは使いません。
割と早くに軟らかくなってきます。
交換のたびに壊死組織をこするのは止めた方が良いのではと思います。摩擦による下部組織へのズレによる悪影響を懸念します。



水泡のケア 投稿者:スヌーピー 投稿日:2012/01/05(Thu) 21:50 No.2686  
左下肢DVTで入院した患者さんで下腿に大きな水泡があり破れています。毎日3回〜4回は包交しています。ワセリンラップ中ですが浸出液過多で創辺縁の湿軟もあり黄色の不良肉芽で覆われている箇所もあります。DVT治療は終わったので退院させる方向ですが水泡の処置に疑問があります。浸出液が多いのでETなど真皮までのドレッシングでは吸いきれないのですが、アルギン酸等で管理するのは間違いでしょうか。
コストを考えればワセラップガーゼを継続するのがよいのでしょうか。VAC療法で吸いたいくらい浸出液が多いのは内科的な問題があるようにも思うのですが。。。



Re: 水泡のケア このwebsiteの管理者塚田 - 2012/01/11(Wed) 02:51 No.2687  

滲出液が多い時に、ワセリンとラップはまずいと思います。

滲出液が多い原因をアセスメントしてください。一番問題なのが創感染です。
主治医は何と言っているのでしょうか。主治医と創についてディスカッションしてください。
医師は感染がないと言っているのでしょうか。もし主治医が内科系であれば、外科系の医師にコンサルトしてください。

感染が疑われるとなった場合は、創部の培養を行うとともに、全身的に抗生剤を投与します。内服あるいは経静脈的に行います。
局所療法としては、ユーパスタを用いて、フィルムあるいはラップで密閉し、毎日1〜2回交換します。
必要に応じて、切開をします。

絶対感染がないが滲出液が多いという結論であれば、静脈血栓がまだ残っており、静脈圧が高いことが考えられます。動脈の閉塞も無く、深部静脈の完全閉塞がないのであれば、下肢を全体的に圧迫包帯をします。
深部静脈血栓が存続しているようであれば、深部静脈血栓に対する治療を優先します。

以上ですが、分からない要素が多く、焦点が絞られていない書き込みになりました。いずれにしても、現時点でのラップ療法は禁忌に近いと思います。



おつかれさまです 投稿者:通りすがりの麻酔科医 投稿日:2011/12/18(Sun) 11:00 No.2680  
褥創初心者の私ですが平素から何かにつけて先生のHPを拝見して勉強させて頂いています。web管理は大変でらっしゃると思います,いつもお疲れ様です。今後とも先生のご健勝を祈っております。


Re: おつかれさまです このwebsiteの管理者塚田 - 2011/12/21(Wed) 01:08 No.2681  

励まし有り難うございます。
web管理は事務長に任せており、私は大変ではありません。
楽しくやっております。
これからも宜しくお願い申し上げます。



ストーマの浮腫 投稿者:スヌーピー 投稿日:2011/12/04(Sun) 20:13 No.2675  
先月ストーマ造設した患者さんがいます。外来に術後1カ月後くらいで受診しました。その際、ストーマの浮腫が術後より0.5p程度しか小さくなっておらず、浮腫が殆ど引けてませんでした。ストーマになったことで会社をリストラされ、自暴自棄になり、毎日朝から晩までお酒を飲んでいるようです。ストーマの色や皮膚トラブルはないのですが、飲酒により浮腫が引かないことはありますか?次回の外来では肝機能のチェック予定です。


Re: ストーマの浮腫 このwebsiteの管理者塚田 - 2011/12/05(Mon) 03:39 No.2676  

ストーマになったことで会社を辞めさせられるなんて、信じられません。事情をよく聞いてあげて下さい。いっぱいしゃべりたいことが有るのではないでしょうか。

ストーマ造設1ヶ月後では、まだ浮腫が取れない場合もあると思います。ストーマサイズは術後3ヶ月くらいで落ち着くようです。

ストーマの粘膜は、体の状態を良く反映します。ストーマの色がよいと体の調子が良く、くすんでいたり薄いピンクになっている時は、体の調子が悪いなど、ストーマを見ていろいろ楽しんでいらっしゃる方もいます。



Re: ストーマの浮腫 みーさん - 2011/12/07(Wed) 13:38 No.2677  

ストーマを作ったことで会社を辞めさせられるなんてことがあるんですね・・・・言葉を失いました。

塚田先生の仰る事と重複しますが、ストーマは造って
3か月くらいまでは大きさは変化します。
(飲酒がどの程度影響しているかは分かりませんが)
その時期を過ぎても、ストーマや周囲の皮膚は体の調子をよく反映してくる所だと思います。

術後一か月との事ですから、まだ全身の状態は不安定でしょうし精神的にもお辛いでしょうね・・・。

飲酒量も多いようですが、お食事はちゃんととられておられますか?肝機能だけでなく、貧血の有無や栄養状態も気にまりますね。

私達看護師に出来ることは、ケア、指導だけではなく、
ご家族も含め、その人のこれからの生活を見つめ、支えることだと思います。

収入が途絶えたことやその他の要因で、必要な治療やケアが受けられないような状態になることは避けなければなりませんね。
ゆっくりお時間をとってお話しを聞いて、
社会資源を十分に活用しながら、よく関わってさしあげてくださいね。



ストーマの浮腫 スヌーピー - 2011/12/08(Thu) 14:15 No.2679  

コメントありがとうございます。ストーマになっても仕事は探せると私も思っています。外来受診時は、患者さんの心の支えになれるよう、少しでも気がまぎれる時間を提供できればと思っています。もう少し長い目で観察を続けていきたいと思います。ありがとうございました。

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